こんばんは、りりえぴです
今日も、歌舞伎のことを書いてみます
2014年の夏に、渋谷のオーディトリウムにダニエル・シュミットの映画祭を見に行って、映画の予告で「書かれた顔」が上映されたんです。
ダニエル・シュミトが、玉三郎さんを撮った映画でした。
玉三郎さんが、鷺娘を踊っている様子がスクリーン一杯に映し出されていました。
りりえぴはこれがきっかけで、再び歌舞伎の世界を識る事になりました。
りりえぴの、かつての高校の古典の先生が歌舞伎オタクでして、「演劇界」という
マニアックな歌舞伎の本をりりえぴに貸してくれたのです。
その中には、当時の玉三郎さんと、仁左衛門さんが出演されていた
「桜姫東文章」の話題が取り上げられていました。
桜姫の玉三郎さんは、目を疑うくらい美しくて、、この人誰なのかな、
本当に男の人なのかな、っと思える位、華奢で女性らしい姿の写真でした。
でもって、何か不思議な魅力を放っていました。
当時は歌舞伎と言えば、りりえぴはNHKで放映されているのを見るしか手段は無く、
しかもよくわからない世界でした。
渋谷の映画館で、「書かれた顔」の予告編を見て、歌舞伎座に1度も行ったことの無い事を
思い出し、「行ってみよう!!」と思い立ち、その年の12月大歌舞伎の舞台を初めて見に行きました。
歌舞伎座に行くこと自体が初めての経験でしたので、初日は大変緊張しました。
玉三郎さんは、夜の部では「雷神不動北山櫻」に出演されており、雲の絶間姫をされておりました。
りりえぴが初めて見た玉三郎さんの舞台でした。