秀山祭九月大歌舞伎に行って参りました。

歌舞伎初心者のりりえぴです

3月から心待ちにしていた坂東玉三郎さん出演の「吉野川」、そして「元禄花見踊」を見て参りました。
夜の部演目は、1.吉野川、2.らくだ、3.元禄花見踊の3演目です。

玉三郎さんに、半年ぶりに会えた~!!

妹背山婦女庭訓の吉野川では、玉三郎さんは、定高をされておりました。
妹背山婦女庭訓は、初段~五段と構成される大変長い物語なのですが、今日はそのうちの三段目にあたる花渡しの段、山の段である「吉野川」です。
まず舞台セットがすばらしかったです。幕が上がると、煙るような桜の山々の中央に、雄大な吉野川が流れ、右側には久我之助がいる背山の屋敷、左側には雛鳥のいる妹山の屋敷が建っています。そして、雛鳥のお屋敷の中には、立派な雛人形が飾られいました。

定高演じる玉三郎さんが、花道に現れると、もうすごいオーラ!
いつも思うのですが、玉三郎さんが、その時々のお役で舞台に現れるときは、本当に自分自身がタイムスリップした様な想いがするのです。
玉三郎さんが、言われていた「その演目の時間と空間を演じる」を、鳥肌が立つくらい感じさせてくれるのです、、そして私自身、緊張もします!だってその時代の定高が、目の前に現れるのですから・・・

それにしても、昔はお家の事情で好きな同士でも必ずしも一緒にはなれず、今回の物語では、その時の支配者の命令が発端で、お互いの親に手をかけられて生命果て、その親によって死を迎えることで恋が成就する・・
こんなお話って無いだろっていうくらい峻烈で、例えようも無いくらい残酷な世界が描かれていました。
見ていて本当に厳しい世界の中に、昔の人々は生活していたんだなと思いました。

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でも、桜の満開な吉野川を、雛鳥の嫁入り道具が川を渡って、久我之助のお家に流され、最後は雛鳥の首も流されて、大判事清澄の手に迎えられるところは、たとえようも無いほど美しく、悲しい情景で、私は嗚咽がもれてしまう位、涙が止まりませんでした。
(隣の席のお姉さんが引いてました、、)

この美しさって、一体何なのだろう・・・考えると止まりません。

いや~、それにしても本当にすばらしい舞台でした。歌舞伎って本当にすごい!

雛鳥は、尾上菊之助さんが、大判事清澄は中村吉右衛門さんがされておりました。

元禄花見踊は、真っ暗な舞台の中央がフッと明るくなって、一人の元禄の女が浮かび上がり、ゆっくりと舞を舞っていく姿から始まりました。
ほ、本当にすごかった・・・
玉三郎さんの腕が、指が、かすかに動くだけで、そこに舞の空間が出来上がるのがわかるんです。もううっとりでした、、これは幕見で通うしかない!



今日は3階A席中央から拝見いたしましたが、やはり歌舞伎座の中央席は、
どのクラスの席でも見やすかったです!

今日はいつものオペラグラスを忘れてきてしまい、、有楽町のビックカメラで、3個目のオペラグラスを購入・・
と思いましたが思いとどまり、舞伎座の1000円のオペラグラスを購入。
3倍でしたが、思いのほか良く見ることが出来ました。
これは、オフィスに常備しておくことにいたしました(笑)

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