こんにちは、りりえぴです
今日は、2018年9月にギリギリセーフの幕見で飛び込んだ「「幽玄」について、
書いてみたいと思います!
坂東玉三郎×鼓童特別公演 幽玄!
今回の歌舞伎座は、あの「鼓童」の人たちが
歌舞伎座で演奏を行うという異例の舞台!
素晴らしかった~
突然ラジオの雑音が波の様に広がる幕開けでした。
そう、この音、小太鼓の重なる音律だったんですね・・・
しょっぱなから度肝を抜かれました。
小太鼓からこんな音が出るなんて・・・
しかも潮騒の音にも聞こえるし、上手く言えないのですが、いままで経験したことの無かった
感覚でした。
音に表現できない、色がついて、広がって行く??そんな感じです。
美保の松にかかる天女の羽衣。
舞台を見ると、松の木に着物が折りたたんでフイッと乗っかってる感じです。
そこに天女が登場・・
羽衣を着る玉三郎さん。
羽衣を重ねるだけで、全く次元が違うことになる
そんな不思議な舞台でした。
無事、羽衣を返してもらえた天女。
羽衣を着て舞いを踊ります。
最後に舞台がゴゴゴゴーっと回ってすれ違っていくんですが、
まるで次元が組み変わっていく様な表現でした。
天女と男が、実は気の遠くなる様な確率で出会っていたことを、ほのめかすような、
実は全く天女と男の住む空間が違っていたことに気がつく様な、そんな舞台設定でした。
確かに・・・天女と人間の男性が出会うなんて、まず天女の羽衣を見つけてしまうこと事態、
すごいことですよね、、
日常の不確かなきっかけで、実はそんなことにめぐり合えることって
実は実は、あるのかもしれないんだ!!と思えるりりえぴでありました(笑)
鼓動の人たちと、玉三郎さんの「幽玄」の世界もそうですが、
アマテラスの舞台と同じ様に、日常では出会わないあまりにも荘厳なもの、
神秘なものの厚みがすごいパワーで迫ってくる、そんなものを感じた舞台でありました。
今日も読んで下さり、ありがとうございました(´▽`) /♥