【牡丹燈籠】玉三郎さん、中車さん主演の【七月大歌舞伎】を見て参りました!!

こんにちは、りりえぴです!

今日は、2015年7月に拝見しました七月大歌舞伎 怪談「牡丹燈籠」について書いてみたいと思います!

この「牡丹灯篭」、通し狂言で第1幕と第2幕のボリュームあるお芝居でして、

玉三郎さんをずーっと拝見することができました~!!

お峰を坂東玉三郎さん、そして伴蔵を香川照之さんこと、市川中車さんがお役をされておりました。

暑い夏の夜にぴったりの牡丹燈籠・・・

柝(き)の音とともに、江戸の暗い夏の夜の中にタイムスリップしていく様に、舞台は幕が開いていきました。

舞台一面に、月に照らされた深川が浮かび上がり、その上を進む一艘の舟。

舟の中で、旗本の娘、お露と乳母のお米が話をしています。

お露は浪人萩原新三郎に恋焦がれて死んでしまいますが、その後を追って自害したお米と共に幽霊となり、

牡丹が描かれた燈籠を手にして、新三郎を訪ねます。

亡くなったと聞いていたお露が会いに来てくれて、新三郎は歓喜します。

カラ~ン、コロ~ン、カラ~ン、コロ~ン・・・

幽霊とは知らず、お露と逢瀬を繰り返す新三郎・・・

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しかし、ある日 新三郎は、人見相の白翁堂勇斎に「死相が出ている!」と告げられ、

お露がこの世の人では無いことを知らされます。

このまま逢瀬を繰り返していれば、生命をとられてしまいます。

新三郎は、家の外に幽霊が入ってこれない様に、お札を柱に貼り付け、仏像を肌身離さず身につけます。

訪ねたお露とお米はお札が怖くて、中に入ることができません。

乳母のお米は、新三郎の家の下男 半蔵に、お露が新三郎と会える様に、家のお札と新三郎の仏像を取ってくれと頼みに現れます。

恐れ慄いた新三郎は、躊躇し悩んだ末、妻のお峰に相談します。

お峰は幽霊から百両の大金をもらうことを条件に、この願いを受ける様に伴蔵を説得しますが・・・

この、お峰を演じる玉三郎さん!庶民的で、化粧っけが無く、悪知恵の働く強欲な女房を軽やかに演じられており、、

こんな側面もあるのかと、りりえぴは驚いてしまいました!

とにかく色々な女性に変化する玉三郎さん!・・・この玉三郎さんも、、

すっごく良いです(ハート)!!

う~ん、、いつの世も悪知恵が働くのは女性の方でしょうか・・・!

アダムとイブの法則ですかね、、(汗)

逆もありですか・・・

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なんとかこっそりお札を剥がした伴蔵は、約束の百両を幽霊から受け取ります。

もちろんお札を剥がしてしまったので、新三郎はお露に取り殺されてしまいます。

伴蔵の家の中にいきなり大量の小判が降ってきました!!

この時の玉三郎さん、、(笑)すっごくおもしろかったです!

ひっくり返って、「あれぇ~!!」っと叫んで小判を念入りに数えるお峰の玉三郎さん!!

「ちゅうちゅう、たこかいな、、ちゅうちゅうたこかいな、」と何度も小判を数えるお峰・・・!

こんな女房って、いるよねっていう感じで、、(笑)

あー、、でも傾城やお姫様の玉三郎さんとは全く違う玉三郎さんでしたあ!!(新鮮!!)

それから1年後、伴蔵とお峰は手に入れた百両で、野州栗原で荒物屋を営みます。

「荒物屋」とは・・日用雑貨屋さんのことですね!

お店は大繁盛で、羽振りの良い生活を送っていた二人でしたが、伴蔵は料理屋 笹屋の酌婦、

お国に入れあげてしまい、毎夜通いつめる始末・・・!

お峰は荒物屋を口利きしてくれた、馬子久蔵に、遠巻きに巧妙に旦那の行動を問い正します。

馬子久蔵を市川海老蔵さんがされていたのですが、とぼけた口調でボロを出し、顔が引きつる海老蔵さんと、

じゃんじゃんつっこみを入れて、怒りの形相になる玉三郎さんとのやり取りが、

、ものすごく楽しかったです・・・!

海老蔵さんと、玉三郎さんが一緒に舞台をされるとリズム感があって、

息が合っていて惹きつけられます♪

 

そして伴蔵の浮気が原因で、伴蔵とお峰は、ついに激しく口論してしまいます。

この時の、お峰の恨み言のセリフの量と速さがすごかった・・・

玉三郎さん、ものすご勢いでわーっと伴蔵にまくし立てて、わあっと泣いてしまい、、

本当に女性そのものでした・・

すると、そこに大きな牡丹燈籠が飛んできて・・・

 

この牡丹燈籠のサブタイトルは「幽霊よりも恐ろしい、人間の強欲の深さ」でした。

原作者の三遊亭円朝の傑作のひとつ「牡丹燈籠」は、「四谷怪談」や「番町皿屋敷」などと一緒の、

日本三大怪談のひとつだそうです。

丁度、同じ時期に この三遊亭円朝のコレクション、幽霊画の展覧会が

上野の東京藝術大学大学美術館で開催されておりました!

興味深いりりえぴは、早速こちらも拝見いたしました。

こちらも別途、アップして行きたいと思います。

 

・・・しかし日本の幽霊って、ほんっと怖いです、、、(汗)

見たら夜夢に出てきそう・・

方丈記のこともあったし、、怖い怖い

 

【写真】東京藝術大学大学美術館
「うらめしや~、冥途のみやげ展」カタログより引用

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